キャロットクラブにおける出資馬(活躍馬)

キャロットクラブもシルク・ホースクラブ同様、今年で6回目の募集を迎えるが、キャロットクラブではシルク・ホースクラブをメインと位置付けていることもあり、高額馬に出資をしたことがなく、また最優先馬も現3歳世代のヴェックマンという馬に×2権利を行使して出資したものの、新馬戦6着、2戦目3着の後、昨年12月死亡したため、保険適用で出資金額面の100%が返金となっている(諸々諸経費を引かれたうえ)。そのためこれまで出資できた馬は全て新規入会時と一般申込での当選馬となっており、募集時に注目度の高くない馬ばかりであった。そんな中でも活躍馬が出てくれているので紹介したい。(2015年生~2018年生の4世代、出資頭数17頭、獲得賞金順※上位3頭)

1位 ザダル 牡5歳(現役) 募集価格:1,600万円(1口4万) 口数:1口 獲得賞金:9,999万 主な勝鞍:プリンシパルステークス(L)、関越ステークス(OP)含む4勝

2位 パッシングスルー 牝5歳(現役) 募集価格:2,000万円(1口5万) 口数:1口 獲得賞金:8,994万 主な勝鞍:紫苑ステークス(G3)含む3勝

3位 シーズンズギフト 牝4歳(現役) 募集価格:1,800万円(1口4.5万) 口数:1口 獲得賞金:7,338万円 主な勝鞍:若竹賞(1勝クラス)、NZT(G2)2着、紫苑ステークス(G3)3着

シルク・ホースクラブに比べると小粒に見えるかもしれないが、回収率という点から見るとなかなかの良績を上げてくれている。

ザダルについては、昨年の毎日王冠(G2)を最後に怪我による長期休養に入り、来月あたりに復帰を控えているので、引き続きマイル〜中距離の舞台で活躍し、重賞に手が届くよう祈っている。

パッシングスルーは、ダート交流重賞を使ったあたりから崩れつつあったが、前走の福島牝馬ステークス(G3)で着順は良くないものの、いっときのレース勘が戻ってきているように見えたので、残り一年を切った現役生活を怪我なく、一つでも多く勝って終えてもらいたい。

シーズンズギフトは、気性の問題があり出世できていないが、能力は間違いなくいいものを持っていると思う。今週、距離短縮で京王杯スプリングカップに出走を予定しているので、きっかけを掴んで欲しい。

次回は、金曜日にサンデーサラブレッドクラブ/社台サラブレッドクラブ、G1サラブレッドクラブの募集馬と価格の発表があるので、3クラブについて触れたいと思う。