久々の出資馬重賞制覇&サンデーサラブレッドクラブ募集馬評価

ザダル、G3エプソムカップ制覇

子供が今はやりのRSウイルスに感染してしまい、なかなか更新の時間が取れなかった。

1歳未満の子供では重症化リスクもあるということで、心配していたが重症化せずに回復してきたので本当によかった。

そんな中、13日の東京競馬場で行われたエプソムカップ(G3、芝1800m)で出資馬のザダルが優勝した。

募集価格1,600万円(1口4万円)と比較的安価な馬だが、ケガもあり出走回数は少ないものの、これまでにオープン2勝、10戦目にして初重賞制覇となった。

獲得賞金も1億4千万円を超え、プリモシーン、ヒンドゥタイムズ、サリオスに次いで4頭目の獲得賞金1億超となった。

5歳牡馬だが、キャリア10戦とまだまだ若く、秋以降のさらなる飛躍に期待したい。

サンデーサラブレッドクラブ2021年度募集馬短評

予告していた通り、サンデーサラブレッドクラブの募集馬から、1頭ずつ評価をしていきたい。

あくまで私見によるものなので、参考程度にご覧いただけるとありがたい。

まず、評価はA~Cの評語で行いたい。評語ごとの意味合いとして、

A…募集価格以上の回収が見込め、出資を検討したい馬

B…募集価格相当の活躍が見込める馬

C…募集価格の回収は難しい、または馬体上のリスクがありそうな馬

という切り分けで行いたい。

101 マエストラーレの2020 父ロードカナロア 評語:C 短評:ルヴァンスレーヴの半弟、2月初旬生まれのわりに胸囲が小さく、こじんまりとしている。動画の動きはよく、勝ち上がりは可能とみるが、7,000万円の回収はどうか…母14歳時の仔ということで積極的な出資は考えづらい

102 メジャーエンブレムの2020 父ロードカナロア 評語:B 短評:馬体、測尺ともに文句ない。母の所属した田村厩舎であり、高額ながらも納得の選定。歩様もスムーズで非常にいい馬だというのが率直な感想。ただし、募集価格1億円ということで、B評価。

103 ラルケットの2020 父ロードカナロア 評語:B 短評:G1馬ステルヴィオの全妹。馬体からも短距離志向が強そう。馬体、歩様、測尺ともに良い水準。母15歳時の仔ということは少しマイナス評価としたい。こちらも5,000万円という金額の回収がどうかという馬。

104 アステリックスの2020 父ロードカナロア 評語C 短評:アエロリットの半妹。黒光りする馬体は非常に見栄えがする。半妹同様菊沢厩舎ということでこの選定も納得。6,000万円という価格設定からも非常に期待されているのだろう。半妹より少し小さいサイズで着地しそうなのと、後肢の可動域が狭そうに見える歩様が気になるところ。大活躍されても不思議はないが、現段階ではC評価としたい。

105 インナーアージの2020 父ロードカナロア 評語:C 短評:きびきびした歩様とそれなりにいいサイズ感になりそうなところに非常に好感が持てる。ただし。それなりの馬体重が見込める中で、管囲が19cmを切っているのは気になるところ。

まずは、関東の父ロードカナロア産駒5頭について、評価をしてみた。

こんな調子で、あと85頭評価をしていきたいと思う。